テザー(USDT)とは何か?疑惑の問題について古くから最新情報まで調査し調べた。

またチャートや将来性についても記載する。

テザーとは

この記事のポイント
  • Tether社が発行するクリプトカレンシー。
  • USDTは米ドルのペッグ通貨。
  • 1USDT = $1.0相当を維持する。
  • 常に同額のドルを銀行に保管することで価格を維持。
  • カウンターパーティーリスクがある。

テザーの概要

テザーの概要は以下の通りである。

通貨名 Tether (テザー)
通貨コード USDT
通貨タイプ Ethereum ERC20
発行上限 なし
公開日 2015年2月
現在価格 CoinMarketCap参照
時価総額 CoinMarketCap参照
公式サイト tether.to
国内の取引所 なし
海外の取引所 Binanceなど

テザーのチャート

テザーのチャートはこのようになっている。基本的には1USDTは1USDになっている。

Tether社が発行

USDT(ドルテザー)はアメリカのTether社が2015年から発行している。

Tether社はブロックチェーンの利点を活用しながら、フィアットとペッグした安定した価値のあるUSDTを提供している。

早く安く送金するのが狙い

USDTもほかの多くの暗号通貨と同様に「早く安く送金する」のを狙いとして作られた。

通常のお金では海外送金するには「遅くて高い」そして手続きが面倒などの問題がある。

それを解決するべく、ドルと同じ価値を担保しながら簡単に扱う事ができるUSDTが誕生した。

テザーは米ドルのペッグ通貨

米ドル(USD)とペッグしているクリプトカレンシーである。ペッグとは相場の価格を固定している事をいう。

テザーはビットコインやその他のクリプトカレンシーを同様にブロックチェーン技術を採用している。テザーでは米ドルとの等価交換により1USDT = 1USDも価格を維持している。

ペッグ通貨であるメリット

テザーはフィアットとクリプトカレンシーのメリットを両立されたコインであるとされている。

フィアットは法定通貨、つまりはお金を意味している。

お金を海外へ送金しようと思うと、通常は銀行に送金したものが中央銀行を介して海外の銀行へ送金される。これは非常に非効率であり、時間と手数料が非常にかかるのが難点である。

ところが多くの人が知っている通りクリプトカレンシーは簡単に送金できて早く安く相手に送る事が出来る。

ただし価値の変動が大きい。これに対してテザーでは価格を基本的には固定している。

Tether社が提供するテザーはクリプトカレンシーが持つ「送金が早くて安い」を持ちながら、「価値の変動が少ない」という特性を持っている。

PORにより価値を担保

なぜUSDTの価格が変動しないか?多くの人がその仕組みに関して疑問に思うかと思う。

Tether社によると、Tether社の持つ法定通貨と同額のUSDTを発行するプロセス「Proof of Reseves(プルーフオブリザーブ)」を採用している。

これはドルからUSDTにする場合には以下に様にしてテザーが発行される。

  1. Tether社が管理するユーザーの銀行口座に法定通貨を入金
  2. 同額のUSDTが発行される
  3. ユーザーのUSDT用の口座に入金

またUSDTからドルにする場合には以下の様にテザーは扱われる。

  1. USDTをTether社の口座に入金する。
  2. USDTが消滅する。
  3. ドルがユーザーの口座に入金。

USDTは上限の発行料が無く、換金する際には消滅する事により価格の維持を行う事ができる。

カウンターパーティーリスク

カウンターパーティーリスクとは資産を預けたものが契約不履行に陥る事により損を被ることを意味している。

Tether社は上記の通りユーザーからの資金を預かった金額分のUSDTを発行している。

仮にもしTether社が持つ銀行口座などからハッキングを受けた場合にはドルとUSDTのバランスが崩れてしまい、USDTの価値が低下する。

他にもあるペッグ通貨

テザーの様な米ドルのペッグ通貨としては「CoinoUSD」「NuBits」「BitUSD」があるがこれらは普及していないのが現状である。

疑惑の問題は?

この記事のポイント
  • Tether社の疑惑は未解決。
  • 早急に証明されることを願う。

Tether社を巡っての疑惑は未だに続いている。

 

問題点としてはTether社がBitfinexに大量のUSDTを送金しBTCを買っているのでは無いか?という所である。

これをTether社が預かっている同額の法定通貨が銀行に保管されているはずであるが、それを裏付ける証拠の提出が今だにされていない。

なぜそれを証明しないのか?出来ないのか?など多くのユーザーが疑問に思い、また不安になっているのが現状である。

さらにはBitfinexと共同して価格操作を行なっているのでは無いか?という点も疑問視されている。

とあるレポートによると、USDTが発行された2時間以内にビットコインの価格上昇している確率が48%にも及んでいるとのこと。

事件の真相は今だに不明ではあるが、早急に証明していただきたく思う

将来性

この記事のポイント
  • 法定通貨とクリプトの良い所取り。
  • クリプトの避難通貨として使用される。
  • 疑惑の問題は解決する事が重要。

法定通貨とクリプトの良い所取り

テザーの将来性は十分にあると思われる。理由としては上記で説明した通り、法定通貨とクリプトカレンシーの良い部分を兼ね揃えているからである。

クリプトカレンシーの回避

USDTは価値の変動が少ない為に、ビットコインなどのクリプトカレンシーの暴落時の避難通貨として多くのユーザーに使用されている。

現在では時価総額が10位内に入ってきているのはこの様に多くのユーザーがUSDTに換金しているからだと思われる。

今後も暴落するときは必ずやってくる。その際にも当然多く買われる事になるのでは無いかと思われる。

一方で抱える不安点

未だにBitfinexとの間による価格不正の疑惑が解消されていない。今後さらなる大きなトラブルが発生させないようにする為にも、問題解決を望む次第である。

USDTの購入方法

この記事のポイント
  • 日本国内で日本円でBTCかETHを購入する。
  • BinanceでBTCかETHでUSDTを購入する。

USDTの購入方法は大きく2ステップにより購入できる。

  1. bitFlyerなどの国内にある取引所でビットコインやイーサリアムを購入する。
  2. Binanceなどの海外の取引所でビットコインやイーサリアムからUSDTを購入する。

なぜこのようなステップを踏むかというと理由は2つある。

  1. 残念ながらUSDTは国内の取引所では購入する事ができない。
  2. また海外の取引所では基本的には日本円を入金する事ができない。

という事から上記のようにしてUSDTを購入するのが一般的である。

bitFlyerは日本国内では最大手の取引所であり、取引高も日本国内では一番多い。

さらにBINANCEは世界一の取引所である。バイナンスを使用する意味としては「手数料が低い」「安全面が高い」の2つである。世界一の取引所であるには選ばれる理由が当然あるわけである。

USDTを扱う取引所

USDTを扱う取引所としては以下の54の取引所で扱われている。主には「USDT/USD」「USDT/BTC」「USDT/ETH」などの主要通貨ペアがほとんである。

  • ABCC
  • B2BX
  • BCEX
  • Bgogo
  • Bibox
  • BigONE
  • Bilaxy
  • Binance
  • Bit-Z
  • BITBOX
  • Bitfinex
  • BitForex
  • BitMart
  • Bitrue
  • Bittrex
  • Bytex
  • C2CX
  • CHAOEX
  • Cobinhood
  • CoinBene
  • CoinEx
  • CoinTiger
  • Coinut
  • CryptalDash
  • DigiFinex
  • DragonEX
  • Exmo
  • EXX
  • FCoin
  • Gate.io
  • HBUS
  • HitBTC
  • Huobi
  • IDAX
  • IDCM
  • Kraken
  • Kryptono
  • Kucoin
  • LATOKEN
  • LBank
  • Liqui
  • MBAex
  • OKEx
  • OOOBTC
  • Poloniex
  • Sistemkoin
  • STEX
  • TDAX
  • TOPBTC
  • UEX
  • Upbit
  • WazirX
  • ZB.COM
  • ZBG

最後に

CryptoCurrency.newsではオフィシャルな基本的にはオフィシャルな情報のみを扱っている。

ただしこの記事においては所謂「個人ブログ」「個人サイト」などで調査した情報が含まれている。その為、誤まった情報などが含まれている可能性がある事をご理解いただきたく思う。