クリプトカレンシーの大手取引所であるOKExが証拠金取引のレバレッジを3倍から5倍に上げることを発表した。

日本人に対しては世界の共通単語である「Crypto Currency(クリプトカレンシー/暗号通貨)」よりも「仮想通貨」の方がわかりやすいが、こちらの記事はビギナー向けではないために「クリプトカレンシー」を用いて説明させていただく。

OKExとは

OKExは世界でもトップクラスの取引所である。

もともとは香港を拠点としていたクリプトカレンシーの取引所であるが、現在では当局の規制を逃れる形でBinance同様にマルタ共和国に拠点を構えている。

レバレッジ5倍について

レバレッジ5倍とは持っている資金に対して5倍の資金として取引ができる。もちろん損するときは5倍損することになる。

仮に1BTC、現在価格にしておよそ40万円相当のBTCを持っていたとしたら5BTCが持っていると仮定して取引が行える。

ただし仮にBTCの価格が32万円になったとしたら、全ての資産を失うことになる。計算的には8万円の損益が5倍の40万円という風になる。

実際には証拠金取引においてはストップロスやサーキットブレイクなどの仕組みがあるために異なる部分があるが、理論的には上記に通りである。

取引できる通貨ペア

これらは証拠金取引である。多くの人が知っていること用語でいうとFXがしっくりくるかと思う。そもそもFXとはForeign Exchangeであり、個人的には証拠金取引を一般的にFXと表現することに違和感がある。

USDTの通貨ペア

まずUSDTの通貨ペアとして以下の6通貨ペアがある。

  • BTCUSDT
  • ETHUSDT
  • BCHUSDT
  • LTCUSDT
  • ETCUSDT
  • EOSUSDT

USDTは取引がしやすいかと思われる。なぜならUSDTの価値としてはFIATに近いものであるからである。

例えばBTCが高騰すれば多くのクリプトが高騰する。それは多くのトレーダーが周知の事実である。その複雑な状況の中でどの通貨が強いかどうかを判断するのは非常に難しい。

だがUSDTの場合にはファンアダメンダルに依存しているために予想しやすいのである。

    BTCの通貨ペア

    BTCの通貨ペアでは以下の5種類の通貨ペアである。これはBTCの強弱を予想しなければいけないために難しい。

    • ETHBTC
    • BCHBTC
    • LTCBTC
    • ETCBTC
    • EOSBTC

    例えばBTCがETFなどの承認されたとしたらクリプトカレンシー全体としては高騰すると予想される。しかしBTCに対してETHが強いか?LTCが強いか?を判断するのは困難である。上位に示すようにUSDTであればわかりやすい。そのため、証拠金取引を行いたいのであればUSDTの方がいいと思われる。

    レバレッジ取引による規制

    マルタ共和国への移動

    古くからマルタ共和国では金融規制に関しては緩和であった。

    10年ほど前に世界各国でFXの取引レバレッジの規制が行われた際には世界中のFXブローカーがあえてマルタ今共和国に拠点を移した。

    それが現在ではクリプトカレンシーエクスチェンジ各社がマルタ共和国へと拠点を移動している。

    日本国内での動き

    最近ではbitFlyerが自社の最大レバレッジを15倍から4倍へ変更する方針を発表している。

    今後レバレッジの規制は強化されていくと予想される。

    私的な予想ではあるが日本の金融庁から海外のレバレッジに関しての規制を発表することにはなるが、それを完全に制御することは法律上不可能であり、FIATのFX同様に海外の取引所を利用し証拠金取引を利用することができるだろうと予想している。