ビットコインなどのクリプトカレンシーのレバレッジ取引は危険である。

特に注意しなければいけないのが「追証(おいしょう)」である。これはフィアットの一般的なFXではそれほど注意するようなものでは無いが、クリプトカレンシーのレバレッジ取引では人生が終わるほどのレベルである。

ビットコインFXとは

ビットコインFXとは正確な意味では「ビットコインFX = ビットコインFOREX(Foreign Exchange)」であるが、よくわからなくなってきている。

おそらく証拠金取引=FXという考え方からビットコインFXというキャッチーな名前になっているのかと思われる。

レバレッジ取引とは

資金の数倍の取引が可能

レバレッジ取引というのは持っている資金の何倍もの取引が可能なものである。

例えば1BTCの資金があったとして、5BTCや10BTCを持っているような取引が可能である。

それらは5倍、10倍の利益を得ることができるのだが、損益も5倍、10倍にもなる。

しかもスプレッドが変わらず存在しているために、レバレッジが高くなるほどリスクが高まる。

レバレッジ取引は聞こえがいいが、とても危険であるためにまずやらない方が良いと筆者は考える。

ポイント
  • レバレッジが高いほどリスクが高まる。

バイナンスではレバレッジ取引が無い

世界トップの取引所と称される「Binance(バイナンス)」においてはレバレッジ取引が無い。

それは証拠金取引のシステムを作れないというよりは作らないという表現が正しいかと思う。レバレッジ取引は高いリスクがつきものであり、取引所の利益よりもユーザーの資金を大切にしたいという考えなのかと推測される。

ポイント
  • ユーザーの資金を大切にしたいのであれば、レバレッジ取引は導入するべきではない。
  • バイナンスでレバレッジ取引がないのは当然。

追加とは?

追加とはそもそも何か?

追加とは証拠金を追加する必要がある状態のことを言う。

なぜ証拠金の追加が必要になるか?

ビットコインでは証拠金を超える値幅を簡単に超えるからである。

例えば1BTCが100万円の場合で説明する。

仮に1BTCの資金を持っている。

レバレッジ10倍で取引をしていた場合に、1BTCが100万円でロングする。

これが90万円まで下がったら、10万円x10倍=100万円の証拠金が必要になるのである。

本来であればここに来るまでに強制ロスカットがされるはずである。

ところが急落して80万円まで下がった場合には、取引が追いつかずその損した分まで支払わなければいけないのである。

なんとも理不尽な仕組みである。実際にはもっと複雑な流れではあるがシンプルに説明すると上記のような流れで証拠金が追加で払わなければいけないのである。

ポイント
ストップロスが効かずに損した分を支払わなければいけない。

追証ゼロの取引所もある

日本国外の取引所でもビットコインFXを扱っているところも多々ある。その中には「追証なし」というところも存在する。

そういう謳い文句なのはわかるが、果たしてそれが本当にそうなのか?というのは疑わしい。

ポイント
  • 追証なしを本当に信用できるか?

為替の歴史

元々は為替のFX(Forex : Foreign Exchange)においてはこの問題があった。

なぜなら遥か昔では、日本国内においてもレバレッジが100倍以上のブローカーが多く存在したからである。

ところが現在では日本国内においてはレバレッジが規制されており、追証を取られるような取引はまずありえないのである。

金融庁がレバレッジ取引の危険性を危惧し規制したのである。その歴史が形を変えてクリプトカレンシーでも再び同じようなことを繰り返されているだけである。

ポイント
  • ハイレバレッジはアカンと元々わかってた事が形を変えて繰り返されている。