Binance(バイナンス)がマルタ共和国にあるマルタ証券取引所と共にセキュリティートークンの取引所を設立する事を発表した。

Binanceは元々香港を拠点として活動していたが、規制が厳しく自由な活動を行えない事を理由にマルタへの拠点を移動する事を発表している。

以前からマルタ共和国の首相からBinanceを歓迎する内容のツイートがされているなどマルタでの活動が順調に進んでいる。

この記事のポイント
  • Binanceは世界トップの取引所。
  • マルタ証券取引所と協力し、セキュリティトークンの取引所を設立する。
  • セキュリティトークンとは証券としての価値があるトークン。
  • 今後SECによりICOは規制されると予測。
  • 今後SECにセキュリティトークンと認可されたものだけがICO出来る可能性がある。

Binanceとは

Binanceは世界で最も利用者が多い取引所であり、CoinMarketCapによる取引高では世界で最も取引がされている。

Binanceは2017年7月に設立されたばかりの取引所であり、1年も経たずして世界一の取引所になった。

ただ一方で元々は香港を拠点に活動を行なっていたが、当局による規制の強化を受けて2018年3月にマルタ共和国へ本拠地を移転する事を発表した。

その際には現マルタ共和国首相の「Joseph Muscat氏」からもBinanceの拠点移動を歓迎するツイートがされた。

Binanceは世界一有名な取引所と言っても過言ではない、詳細についてはこちらの記事をご参照いただきたい。

マルタ共和国とは

マルタ共和国はヨーロッパの地中海にある国であり、EUに加盟している。場所としてはイタリアのシチリア島の南に位置しており、自然豊かな美しい国である。

以前からFXのブローカーがマルタ共和国に本拠地を移転するという話を聞いていたが、金融の規制が他の国に比べて自由度が高いようだ。

現在クリプトカレンシーの規制が厳しくなっていく国が多い中、クリプトを受け入れる方針を発表している国としては「シンガポール」「マルタ共和国」の2カ国が代表的である。

Binanceはこれら2カ国で活動を本格化してきている。今後新しいサービスなど展開されるが、おそらく「シンガポール」「マルタ共和国」の当局が協力のもと実施されると思われる。

セキュリティートークンとは

セキュリティトークンは証券の事を意味している。

ICOを行なった際にはトークンを発行するが、これが証券として価値があるものであればそれは「セキュリティトークン」と位置づけられる。

一般的にあるトークンの多くはユーティリティートークンである。ユーティリティーとは「役に立つもの」「使い勝手がいいもの」「有用性があるもの」を意味している。セキュリティートークンはユーティリティートークンとは別の考えで、証券としての価値があるかどうか?によって決まってくる。

今後はSECに認可されたセキュリティトークン以外のICOは禁止され、より信頼性の高い投資だけが残ることになると予想される。

Binanceではマルタ証券取引所と協力し、このセキュリティトークンの取引所を設立させる事を発表した。